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2008年02月15日

知識でなく「徳育」が今最も大切

知識でなく「徳育」が今最も大切

私の参加する論語・孟子の学習会を紹介します。佐藤一斎に学んだ、吉田松陰の講話の内容を日記に引用していますので、掲示板に書き込みました。語彙検討頂ければ幸いです。


・中国古典輪読会

 さて、もう一つの「中国古典輪読会」は、6年つづく論語、孟子等の経書を読み・学び・語る会です。私の高校の先輩が、主宰されている会で、私も4年前から時々参加させてもらっています。今は、「孟子」(諸橋徹次著)を読んでいます。 昨日は、「四つの本性」の部分で、「仁」「義」「礼」「智」の心の発露の大切さを学ぶことから始まりました。

 輪読とは別の資料をそれぞれが持ち寄り、議論の題材にしたりします。今日はその一つ、孔子の言葉を紹介します。

「孔子曰く、生まれながらにして之を知る者は、上なり。学びて之を知る物は、次なり。困(くる)しみて之を学ぶは、又其の次なり。困しみて之を学ばざるは、民これを下と為す。」

吉田松陰の孟子の解説も紹介があり、
「(中略)しかるに『孟子』を読んでも、道という問題の上においてはこれを体得するところがある人物は少ないであろう。これ何故であるか。それは、人々が富貴貧賎、安楽艱難という環境のために累(わずら)わされるがためである。・(中略)・人は、順境にある時は怠けやすく、逆境にある時は励みやすいものである。怠けると道を失い、励めば道を得るということ、これが人生の常の姿である」 と講義をした内容が記録されているそうです。今の時代に充分通じる人の生業の指針と思います。

 常に学ぶ姿勢が必要と感じた昨日の「中国古典輪読会」でした。雑談の中で、日本の教育のことが話題なったのですが、
「知識でなく「徳育」が今最も大切で、学校に取り入れないといけない」の言葉から、
「その前に先生に「徳育」を施さないと、何を伝えるのか解からないのでは?、なぜかと言うと親たちが、教師たちが「徳育」に重き置いた教育環境で育ってこなかったことが問題。」

これから、やはり

「敬」:相手を敬い接する姿勢(至誠)
「仁」:相手も思いやるやさしさ(心)

が欲しい。教師には、教師自身が生き方「徳」を高める学問が必要と意見が出ていました。安岡正篤先生の「人生の五計」の中で紹介されていた言葉に「教学半ば」がありました。
 教えることは、学ぶこと。教師は率先垂範の姿勢が、一番の教育と思います。ふと思い出したのが「知識を教える先生は得やすいが、生き方を教える先生は得難い」のだと思います。

 そして、もっと学問が深くなって行くと、学ぶ先生も居なくなり、誰を師とするかのヒントが、昨日の資料の中にありましたので、それを紹介して今日の日記の最後にします。

南州(西郷隆盛)遺訓の中に、在る言葉です。
「人を相手にせず、天を相手にせよ。天を相手にして己を尽くして人を咎めず、我が誠の足らざるを尋(たず)ぬべし」

同じように、横井小楠の言葉にも同様な部分があります。徳を高め考え続けると、同じ域まで到達するものだと思います。日々精進が大事と思います。



Posted by ノグチ(noguchi) at 23:53│Comments(2)TrackBack(0)

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この記事へのコメント
現場の教師も 上からの締め付けとか...。
上の管理者の徳 もっといえばそれこそ政治家の徳
今の社会全体の徳と言うか正義感 芯がない。

言い訳だらけの今の世で
まともに育つことこれ稀なり
なんて事にならぬように 
Posted by グータ at 2008年02月16日 08:45
こんにちは、

徳育に反応して伺いました。

また、伺います。
Posted by NPO法人行司NPO法人行司 at 2008年02月18日 09:24